キヤノンの医療機器事業の歴史は長く、70年以上。伝統の光学技術をベースに、高度な画像処理技術・センサー技術など先進のデジタル技術を駆使して、医療用画像機器や眼科機器、各種測定器を開発・生産・販売しています。「より人にやさしい医療」という開発コンセプトのもと、デジタル総合力で被検者情報や検査結果を効率的に管理するなど、近年のデジタル化に伴い多様化する医療ニーズに先進のテクノロジーで応えます。キヤノン・コンポーネンツは診断用医療機器である「フラットパネルディテクタ(デジタルラジオグラフィ)」、「眼底カメラ」、「眼圧計」などの生産を担当しています。
2019年10月から、医療用カメラ機器の生産を開始しました。
無散瞳型デジタル
眼底カメラCR-2 AF
散瞳・無散瞳一体型デジタル
眼底カメラ CX-1
フルオート トノメータ
TX-20P
小型・軽量モデル
フラットパネルディテクタ
CXDI-810C/Wireless
半切カセットサイズ
フラットパネルディテクタ
CXDI-710C/Wireless
フルサイズ
フラットパネルディテクタ
CXDI-410C/Wireless
ヘッド分離型3CMOSカメラ
(4Kカメラ)IK-4KH_4KE
ヘッド分離型3CMOSカメラ
(Full HDカメラ)IK-HD5H_HD5E
一体型1CMOSカメラ
JCS-HR5U
FPDe撮影法
キーデバイス
1.蛍光体:X線を光に変換する機能
2.センサ(ガラス基板):光を電荷として蓄積する機能
3.TFT(ガラス基板:電荷を回路に読み出すスイッチ機能
眼底カメラとは?
ヒトの眼の網膜像を撮影するもの/小さい瞳孔を通して照明、撮影/ヒトの眼(角膜、水晶体、瞳孔)も光学系の一部/照明と撮影を1つの対物レンズで共用
高画質化映像エンジンを搭載することで、忠実な色再現と圧倒的な高画質を実現。これは、「斜め画素ずらし」という卓越した匠の技で性能の限界まで調整精度を高めることで可能となっている。医療用向けに多彩な製品をラインナップ。
病院、大学・研究機関などの医療分野に数多く採用
電子顕微鏡や手術顕微鏡に搭載。
生産体制は、組立部門(フラットパネルディテクタ・眼科カメラ・医療用カメラ機器),生産管理部門(計画・統制),技術部門(生産・製品技術),QA部門(品質保証・外部機関対応)が密接に連携し生産をサポートする体制で、お客様が使用する完成品の状態まで仕上げ、出荷しています。これからもキヤノン・コンポーネンツは、高付加価値の製品を提供し、医療界の発展に貢献することを目指しています。
[組立部門]
フラットパネルディテクタのクリーンルーム作業
[QA部門]
品質保証のための測定作業
[QA部門]
品質を保証するための作業
[技術部門]
新製品のメカCAD設計
[組立部門]
医療用カメラ機器のクリーンルーム作業
[QA部門]
医療用カメラ機器の最終検査作業