キヤノン・コンポーネンツでは、『安全なくして経営なし』を基本理念に掲げ、安全衛生活動を展開しています。 この基本理念のもと、「安全・安心の確保を最優先にし、労使一体となって災害・事故・健康障害を防止する」を基本方針とし、様々な活動を行なっています。
労働災害に対する社員の意識向上と労働災害の未然防止を目的に、疑似装置で労働災害を体感する研修などを行っています。
地震や火災、洪水などの災害リスクに対しても組織的な取り組みを行っています。自衛消防隊を中心に、実践的な防災訓練などを通して、社員の防火防災意識の向上を図っています。
交通事故撲滅に向け、啓蒙活動の推進および本庄警察署による講習会、自動車教習所による新入社員向けの実技講習などの取り組みを推進しています。
キヤノン・コンポーネンツ株式会社 代表取締役社長 松本知明
キヤノン・コンポーネンツ株式会社は、キヤノングループの行動指針である「健康第一主義」「三自の精神」からなる「キヤノン式健康経営」を実践し、社員と会社が一体となり、社員一人ひとりが心身ともに健康で活き活きと働くことができる職場環境づくりを推進していきます。
健康課題・施策については、地区安全衛生委員会を中心に方針を策定し、各部門が連携してPDCAサイクルを実践した健康経営を全社で推進しています。
健康診断の有所見者に対して、産業医・保健師による面談を実施し、重症化予防に努めています。
また、「野菜を食べよう」イベントの開催、健康保険組合と連携した年2回ウォーキングイベントの開催等、社員の健康増進・健康づくりに取り組んでいます。
厚生労働省が実施する「がん対策推進企業アクション」の推進パートナー企業として、がん対策に取り組んでいます。
また、年齢に応じたがん検診の費用補助、がん検診予約会の開催、がんに対する産業医講話を行うなど、がん検診受診率向上にむけた施策に力をいれて取り組んでいます。
ストレスチェックや研修・教育を実施し、メンタル不調の予防に取り組んでいます。
また、円滑な職場復帰に向け、キヤノングループ統一の復職支援プログラムに基づき、産業医・保健師・人事担当者・職場管理職などが連携してケアを行っています。
生活習慣病、メンタルヘルス、禁煙、がん予防等の講話を定期的に行い、健康リスクや対処方法を自ら学ぶ機会を設け、自発的に健康づくりができるよう取り組んでいます。管理職向け教育も行い、社員のヘルスリテラシー向上への取り組みを実施しています。
2016年4月1日より全事業所で敷地内完全禁煙を実施し、所定労働時間の禁煙も禁止することで受動喫煙防止を図っています。また、キヤノン健康保険組合と連携し「禁煙プログラム」を推奨することで喫煙率低下を実現しています。受動喫煙の防止に積極的に取り組んでいることが評価され、埼玉県より受動喫煙防止対策実施施設として認証されています。
新型コロナウィルスを含めた感染症の対策に取り組んでおり、インフルエンザ予防接種を社内で実施しています。
2020年 | 2021年 | 2022年 | |
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定期健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% |
ストレスチェック受検率 | 97.1% | 97.4% | 97.6% |
アブセンティーズム(※1) | 3.9日 | 3.8日 | 4.5日 |
プレゼンティーズム(※2) | 84.5% | 85.4% | 85.0% |
ワーク・エンゲイジメント(※3) | 2.7 | 2.7 | 2.7 |
ウォーキングイベント参加率(春/秋) | コロナのため中止/16.9% | 31.5%/31.0% | 36.3%/38.5% |
2013年7月に、安全衛生活動が活発に行われていることが認められ、埼玉労働局長より優良賞を受賞しました。
2019年に引き続き、2022年10月に、社内における自衛消防活動が評価され、埼玉県知事および埼玉県消防協会より優良事業所として表彰を受けました。