キヤノン・コンポーネンツ株式会社 代表取締役社長 松本知明
キヤノン・コンポーネンツ株式会社は、キヤノングループの行動指針である「健康第一主義」「三自の精神」からなる「キヤノン式健康経営」を実践し、社員と会社が一体となり、社員一人ひとりが心身ともに健康で活き活きと働くことができる職場環境づくりを推進していきます。
健康課題・施策については、地区安全衛生委員会を中心に方針を策定し、各部門が連携してPDCAサイクルを実践した健康経営を全社で推進しています。
健康診断の有所見者に対して、産業医・保健師による面談を実施し、生活習慣改善や治療に結びつけ、重症化予防に努めています。
●食事
社員食堂では「野菜を食べよう」イベントの定期的な開催、産業医による栄養に関する講話を行い、社員の野菜摂取促進を強化しています。
●運動
社員の継続的なスポーツ実施のために毎朝「新キヤノン体操」の時間を設定しています。年2回、アプリを活用したウォーキングイベントを開催し、社員の健康増進・健康づくりに積極的に取り組んでいます。
厚生労働省が実施する「がん対策推進企業アクション」の推進パートナー企業として、がん対策に取り組んでいます。
日々のがん検診受診率向上への活動に対し、2023年度にはがん検診対策推進優良企業として認定いただきました。
また、年齢に応じたがん検診の費用補助、がん検診予約会の開催、がんに対する産業医講話を行うなど、がん検診受診率向上にむけた施策に力をいれて取り組んでいます。
ストレスチェックや研修・教育を実施し、メンタル不調の予防に取り組んでいます。
また、円滑な職場復帰に向け、キヤノングループ統一の復職支援プログラムに基づき、産業医・保健師・人事担当者・職場管理職などが連携してケアを行っています。
生活習慣病、メンタルヘルス、禁煙、がん予防等の講話を定期的に行い、健康リスクや対処方法を自ら学ぶ機会を設け、自発的に健康づくりができるよう取り組んでいます。管理職向け教育も行い、社員のヘルスリテラシー向上への取り組みを実施しています。
2016年4月1日より全事業所で敷地内完全禁煙を実施し、所定労働時間の喫煙も禁止することで受動喫煙防止を図っています。また、キヤノン健康保険組合と連携し「禁煙プログラム」を推奨することで喫煙率低下を実現しています。受動喫煙の防止に積極的に取り組んでいることが評価され、埼玉県より受動喫煙防止対策実施施設として認証されています。
新型コロナウィルスを含めた感染症の対策に取り組んでおり、インフルエンザ予防接種を社内で実施しています。
2021年 | 2022年 | 2023年 | |
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定期健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% |
ストレスチェック受検率 | 97.4% | 97.6% | 97.7% |
アブセンティーズム(※1) | 3.8日 | 4.5日 | 4.7日 |
プレゼンティーズム(※2) | 85.4% | 85.0% | 84.7% |
ワーク・エンゲイジメント(※3) | 2.7 | 2.7 | 2.3 |
ウォーキングイベント参加率(春/秋) | 31.5%/31.0% | 36.3%/38.5% | 44.5%/49.4% |